2016.12.18環境や待遇

タクシー運転手の給与体系とは。歩合給と最低補償

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タクシー運転手の給与体系は、大きく分けて3種類あります。毎月固定給が保証されるA型、完全歩合制のB型、これら2パターンを合体させたAB型です。それぞれの概要やメリットを押さえた上で、さらに覚えておきたいタクシー運転手の最低賃金についてもご紹介します。

給与体系その1 A型(固定給+歩合給+賞与)

固定給と歩合給、そして年数回の賞与からなるA型の給与体系は、一般的な企業のサラリーマンと同じものだといえます。基本給や手当が毎月固定されており、安定した収入を得られる点がメリットです。さらに一定の売上があれば歩合給として給与に上乗せされるため、営業努力が反映される給与体系になっており、日々のやりがいにつながるという魅力もあります。一方で、会社によっては、一定の売上水準に達しなかった場合、固定給が減額される場合もあります。

給与体系その2 B型(完全歩合制)

一般企業と異なり、タクシー会社でよく採用されている給与体系が、完全歩合制です。これは「月間の売上×歩合率」によって給与が決定されるもので、頑張れば頑張るだけ給与が増えるというメリットがあります。一方で売上が悪かったり、病気やケガなどで出勤日数が減ってしまったりすると、その分給与も減額されるという不安定さもあることを覚えておきましょう。ベテラン運転手や、努力した分しっかり稼ぎたいという意志のある人にはおすすめの給与体系です。

給与体系その3 AB型(固定給+歩合給+賞与)

タクシー会社に最も多い給与体系が、このAB型です。これは、既にご紹介したA型とB型を合わせた給与体系であり、毎月の固定給と歩合給を足した金額から、一定額を会社で積み立て、定期的に賞与として支払うという方法です。毎月の給与の安定性というA型のメリットと、努力した分が賞与として反映されるというB型の醍醐味を併せ持った給与体系だといえます。ただし歩合率や賞与として積み立てられる割合は、会社によって異なるため、あらかじめ確認が必要です。

タクシー運転手へ補償される最低賃金とは

タクシー営業で不安な点といえば、月によって売上に変動があることではないでしょうか。法律によって、タクシー運転手には地域別最低賃金が保証されています。これは1時間あたりに換算した賃金額が、厚生労働省によって定められた地域別賃金額を下回ってはならないというルールで、違反した事業者には罰則が適用されます。たとえば2016年時点では、東京の最低賃金が932円です。地域別最低賃金は毎年度見直されるため、厚生労働省のホームページなどでこまめにチェックしてみましょう。

(厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/)
最低限保証される賃金を踏まえた上で、自身の適性に応じた給与体系のある会社を選ぶことをおすすめします。

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