最終更新日:2023.06.18実際の仕事

タクシーの仕事で腰痛持ちの人でも大丈夫なワケ

監修・著者 株式会社しごとウェブ佐藤哲津斗

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タクシーの仕事で腰痛持ちの人でも大丈夫なワケ

気になるタクシーでの職業病

タクシードライバーは転職先として人気の高い職業です。その反面、長時間車を運転していると腰痛を引き起こすのではないか不安に思っている人も少なくないでしょう。しかし、そもそも、タクシードライバーが腰痛になりやすいというのは本当なのでしょうか?

ストレッチで腰痛回避

確かに、長時間車に乗り続け、同じ姿勢でいると腰回りの筋肉が固まって腰痛の原因となります。しかし、タクシードライバーが実際に、何時間も同じ姿勢を取り続けているかというと、決してそういうわけではありません。タクシードライバーは1日に3時間以上の休憩を取るように義務付けられていますし、お客様を乗せていない時は、自由に休憩が取れます。したがって、タバコやトイレなどの小休憩の間に腰を伸ばすなどしてストレッチを行えば、腰痛のリスクは十分回避できるのです。

腰を痛めない正しい姿勢

腰痛の原因のひとつに姿勢の悪さがあります。乗務中は正しい姿勢を取り続けることが大切です。なるべく深く座り、頭を背もたれにつけるのがベストです。ただし、背中が反ると、腰に負担がかかってくるため、座席は垂直にしておくのがよいでしょう。どうしても、癖で姿勢が悪くなるという人には腰ベルトがおすすめです。ベルトを着用すると、締め付けによって腹圧が上がり、正しい姿勢を保ちやすくなります。安いものであれば、3,000円ほどで購入できますし、1日中つけていなくても乗務中だけ着用すれば十分効果があります。

運動不足解消のために行う運動

タクシードライバーは1日中車に乗っているため、運動不足なりがちです。運動量が減って腰の筋肉が衰えると支える力が弱くなり、腰痛を起こしやすくなります。また、40代~50代になると、やはり筋力が衰えて腰痛になりやすくなります。その年齢でタクシー会社に転職してくる人も多いため、ふたつを結びつけてタクシードライバーになって腰を痛めたと考える人もいるようです。運動不足を解消するには、休日の運動が大切です。しかも、ハードな運動ではなく、散歩やウォーキングなどの軽めの運動が腰痛防止には効果的です。

疲労回復効果のある入浴

腰痛は疲労が溜まると起こりやすくなります。仕事の後には40度くらいの温めのお風呂に入ると疲労回復につながり、腰痛防止に効果的です。また、特に疲れがたまっている時は20分ぐらいかけてゆっくり湯船につかり、芯まで体を温めましょう。リラクゼーション効果も得られ、疲れがより取れやすくなります。さらに、実際腰に痛みがある場合も、入浴は血行を良くし、痛みの軽減につながります。ただし、ぎっくり腰のような急性の痛みがある場合は、患部が炎症を起こしており、温めると症状が悪化してしまうので注意が必要です。

頼りになる転職エージェント

上記のような対策を施しても腰に不安があり、心配だというのであれば腰にあまり負担のかからない車種を導入しているタクシー会社を選ぶという手もあります。『そんな会社なんて探しようがないじゃないか』と思うかもしれませんが、例えば、タクシー専門転職エージェントの『タクQ』などは、タクシー会社の職場の情報にも詳しく、さまざまな相談に応じてくれます。以上からもわかるとおり、タクシードライバーが腰痛になりやすいなどというのは、自己管理ができない人に多いと言えるでしょう。きちんと対策を講じていれば腰痛などは恐れるに足らず、日々健康的に運転業務ができるでしょう。

転職の際には業界のことをよく知っている”タクQ”に相談してみることをおすすめします。
ぜひ、間違いのない転職をして頑張ってください。
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