2016.11.30業界について

酔っ払いに対応しよう!タクシー運転手の対応方法

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飲みに行った帰りにタクシーで帰る。ほろ酔い気分でウトウトしているうちに自宅に到着。このようなエピソードは飲酒経験のある人なら誰でも一度は身に覚えがあるはずです。しかしこれは客の立場ではなく、タクシー運転手の立場からするとトラブルの原因にもなりかねない厄介な問題なのです。

タクシー運転手側の基本的なルール

まず、酔っぱらい客であることがわかっていても、泥酔状態で嘔吐しそうな状態でもない限り、酩酊を理由にして乗車拒否することは許されていません。さらに、酔っぱらい客に限らず、どのような状況であっても「お客様には触れてはいけない」というのが大原則です。酔って寝ている客を揺り起こす程度のこともやめましょう。もしそれが女性客であればなおさらです。痴漢扱いされても文句は言えません。痴漢は親告罪であり、女性側の訴えが絶対的に有利となるため、運転手が冤罪を被る可能性が高いからです。

ドライブレコーダーを活用する

対処法としては、まずドライブレコーダーを活用しましょう。ドライブレコーダーとは、交通事故の際の記録や安全教育に使うために運転中の「前方」を録画する装置のことです。タクシー強盗などが発生するリスクがあるため「車内」も録画するようになっています。これを活用すれば、酔っぱらい客が問題を起こした場合に「記憶がない」などと言われても証拠として活用することができます。また、運転手の中には自分でICレコーダーなどを用意しておき、トラブルになりそうな場合は会話を録音しておく人もいるようです。

すぐに警察を呼ぶ

次に効果的なのは、自分で応対せずに速やかに警察を呼ぶという対処法です。これは、酔って判断力がなくなったわけではなく、無賃乗車を目的にした確信犯としての酔っぱらいに使える最も有効な方法です。この種の乗客は、酔ったフリをして適当な相槌を打ってみせたと思ったら、急に高圧的で暴力的な言動に走ったりするケースもあるようです。よく使われるセリフに「わざと道を間違えて高額請求しようとしている」「いつもより料金が高いのは回り道をしているせいだ」などがあります。このような言動がみられたら、すぐに警察に連絡を入れるという毅然とした態度が大切です。

法の裁きを受けさせる

最後は、訴訟に持ち込むという方法です。例えば、泥酔客に車内で嘔吐され、身分証を預けて後日の支払い(賃走料金+同額の損害賠償+シートカバークリーニング料金などが一般的)を約束してもらったとします。しかし、その後に連絡もなくこちらからの連絡にも対応しない場合、法的な手段に訴える事が可能です。まずは訴訟を起こす旨記載した文書を送付して様子を見ます。それでも反応がない場合は、簡易裁判所に訴えます。以上、3つの対処法で酔っぱらい客への対応が可能です。要は、自分だけで解決すべき問題ではないということを覚えておきましょう。

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