最終更新日:2019.09.02業界について

東京都のタクシーで大手と零細企業の違い

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タクシー会社の規模について

タクシー会社の運転手として就職する場合、入る会社で収入や勤務体制はどれほど変わってくるのでしょうか。ここでは東京都内を中心に走っている大手タクシー会社と中小零細企業の違いについて見ていきます。
やはり、大手と準大手といわれるタクシー会社はいろんな面で有利なのでしょうか。

大きく稼ぎたいのであれば

大手と中小零細企業でもっとも異なるのは稼ぎやすさです。タクシー運転手の場合、収入は人によって大きく異なります。その理由は収入が基本給+歩合制という形だからです。多くの売り上げを上げる運転手はそれだけ月の収入も高くなるというわけです。多くのお客さんを乗せることができる点で考えると、やはり大手が強い傾向にあります。大和自動車交通、日本交通、帝都自動車交通、国際自動車の大手4社は共通のタクシーチケットを発行しています。タクシーチケットは後払いの性格を有するチケットであり、利用金額はタクシー会社と契約している企業が後払いをする仕組みです。多くの場合、会社の役員などが利用します。このタクシーチケットの利用者は長距離を乗ることも多いため、非常に稼ぎやすいのです。

専用乗り場も確保

東京都の大手4社は共通のタクシーチケットを発行している以外にも、専用の乗り場を設けていることも稼ぐ上では大きな強みです。大きな総合病院や都内のホテルを中心に、大手4社のみが止まることのできる専用の乗り場が設置されています。当然流しで運転しながらお客さんを見つけるよりも、専用乗り場で待っていた方が効率よくお客さんを乗せることができます。また、都内のホテルなどの利用者は羽田や成田といった空港までの長距離利用者が多いということも大きなポイントです。実際に大手4社にはある一定の固定客がついており、リピーターも多いため中小零細企業に入るよりは売り上げは上げやすいといえるでしょう。

稼ぎやすいが仕事は厳しい

東京都の大手4社は大手ならではのブランド力によって稼ぎやすいのですが、一方でデメリットも存在します。それはノルマや管理体制が厳しいということです。お客さんを乗せる人数で見ると圧倒的に大手の方が多い傾向にありますが、歩合率は中小零細の方が高く設定されているところも多くあります。そのため、大手は稼げるけど激務であるというのが一般的な業界の認識になっているようです。大手の場合はそれなりの看板も背負っているわけですので、接客に関する指導も中小零細と比べれば厳しいといえるでしょう。

仕事をしやすいのは

中小零細企業の場合にはノルマも緩く、接客に関してもそこまで厳しいことは言われないため、大手と比較すれば自由度は高いといえます。帰庫時間も厳密に決まっていないところも多いので、自分のタイミングで休憩などを挟むことも可能です。ただし、ブランド力がそもそもなく、固定客も付いていない可能性が高いため、地道なお客さん探しはあらかじめ覚悟しておいたほうがいいでしょう。
仕事は大変でも大きく稼ぎたいという場合には東京都の大手に、そこまで稼げなくても自分の時間や自由な勤務体制がいいという場合には中小零細に行くのがベストではないでしょうか。

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