最終更新日:2023.06.19実際の仕事

日本の労働人口、160人に一人はタクシー運転手!?

監修・著者 株式会社しごとウェブ佐藤哲津斗

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日本の労働人口、160人に一人はタクシー運転手!?

日本の労働人口に多くのタクシー運転手

現在の仕事が満足できない人、毎日楽しくないなんて考えている人、思い切って外を走り回る仕事をしてみてはいかがでしょうか?
タクシードライバーなんていかがでしょう。特に自動車の運転が好きな人には、面白い仕事になるのではないでしょうか?毎日、たくさんの人と出会えて刺激もあるかもしれません。実は日本の労働人口、160人に一人はタクシー運転手だといわれています。とても人気のある職業なのです。
今回は、この仕事についてのアレコレについて紹介します。

ドライバーなるには何が必要?

仮にも、運転のプロフェッショナルを目指すわけですから、何か特別な能力が必要なのではないかと考えてしまうかもしれません。
一般的な、タクシー会社に必要な条件はさほど難しいことはありません。
まず必要なのは、「自動車普通免許」です。なんと、一種免許で構わないのです。多くのタクシー会社は入社してから会社の経費にて二種免許を取らせてもらえます。
ただし、二種免許を取るためには、一種免許での運転経験が3年以上必要になるので、一種免許交付後3年以上経過していることが条件になります。
その他、健康診断をパスすることくらいです。

どんな会社を選んだらよいの?

タクシードライバーになるに当たって、いきなり個人タクシーは敷居が高いですよね。多くの人は、タクシー会社選びを行うのではないでしょうか?
タクシー会社によって、企業の特徴はさまざま。一番、収入が高そうな会社に就職したいものです。
タクシードライバーと一般的なサラリーマンの給与形態の最も異なるところは、歩合の比率が高いところにあります。
よりお客さんをたくさん乗せた人が最も稼げるシステムになっています。お客さんをたくさん乗せるには、タクシー会社の導入しているシステムでも異なってきます。
第一のポイントは、専用タクシー乗り場を利用することができる会社を選ぶこと。ホテル前や病院前などのタクシー乗り場は、並ぶことができるタクシー会社が限定されています。
第二のポイントは、タクシーチケットシステムを導入している会社であること。固定客をつかむことができます。
その他、ITを導入している会社なども今話題となっています。スマホでタクシーが呼べるシステムを導入している会社は、お客の回転が良いようです。

生活パターンと勤務形態は?

タクシーは、朝から深夜までいつでも走っていて、ずいぶん忙しそうなお仕事に見えます。
自分の時間が取れない程、働かなければならないのではないかと心配する人もいるかもしれません。
でも、朝から晩まで同じ人が運転しているわけではありません。
大きく分けると、「昼日勤」、「夜日勤」、「隔日勤務」に別れます。
「昼日勤」は、朝8時から夕方17時までの昼間だけの勤務体系、「夜日勤」は、夕方17時から深夜2時までの夜間だけの勤務体系、「隔日勤務」は、昼も夜も働く勤務体系になります。
多くのタクシードライバーが使用している勤務体系が「隔日勤務」で、朝8時から深夜2時までの業務につきます。この時間の中で3時間休憩を取ることができます。
また、タクシー業界は残業が無いことも特徴です。最近は自動車事故を懸念する厚生労働省の指導も厳しくなったため、残業をしないように会社として対策を行っているためです。

気になる年収は?

さて、タクシードライバーになったとして、果たしてそれだけで生活できるのか?やっぱり、年収が気になりますよね。
一見安月給と思われがちな職業ですが、そんなことはありません。
日本全国のタクシードライバーの年収は、324万円となっています。しかも、歩合制の要素が強い職業なので、「今年は稼ぎたい!」なんて年があれば、頑張れば簡単に年収400万円以上稼げてしまうのです。
ちょっと頑張れば、月給50万円・60万円を超えてしまうこともあります。
現在はタクシー業界も高齢化が進み、積極的に若い人を採用してくれます。今がタクシー業界に転職するチャンスかもしれません。

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タクシー転職のきっかけ

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